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2010年9月26日 (日)

【相模湾・大磯】川の流れの様だけど食いはバリバリ

釣行日 :2010/09/26
天候  :晴・ナギ
場所  :大磯 恒丸
ポイント:瀬の海
同行者 :なし

【今日の獲物】
マアジ(42)30~39cm
マサバ(10)32~35cm 3本のみキープ
アカタチ(12)27~44cm → リリース
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なんだか無性にアジが食べたくなってしまいました。台風一過ですが相模湾なら大丈夫、いつもの安心できる常宿でノンビリしようと思ったのですが...。

Photo

台風は直撃する事も無く、かすめて通り過ぎて行きました。外房は余波が残っていそうですが、相模湾は良いナギ。まるかつは出船30分前に到着したんですが、既にあじファンが14名揃って準備完了でした。

そこに沖の定置網から無線が。

「今日はやたら潮が速いよ~!!かっ飛んでるら~!」

この情報を聞いて船長は急遽2杯出しを決定。普段は仕立に使われる船が横付けされました。他のお客さんは既にロッドキーパーもセット済み、あまり移りたくない雰囲気がありありです。

まるかつはただいま到着なので、そのままぴょんぴょんと飛び移って追加出船の右舷ミヨシに入りました。結局4人が移動して、10名・5名に分かれることになりました。

Photo_2

アジ乗合船担当は息子船長、追加出船は大船長が舵を持ちます。実は大船長とは付き合いが長いんですが、相性が良いんですよ!!

ポイントは港を出て右へ、西に30分ほど走った瀬の海。アジやイカで有名な漁場ですが、海底は起伏に富んでいて様々な魚が暮らしている豊かな海です。

水深は100m前後ですが、長い長いロープを使ってアンカリングします。長年やっているとは言え、潮の流れと風を読んでピタリとポイントに固定する技はいつも感心してしまいます。

船長のOKが出て投入しますが、速い速い!!まるでホームで通過電車を待っているような感じです。

Photo_3

これが今日のタックルですが、竿先が不自然に右を向いているでしょう。道糸は真横に流れていてビシは船の遥か後方です。

右舷はミヨシとトモにしかお客さんがいませんので、こんな速潮でもさほどオマツリの危険性は少ないです。でもお客さんがたくさん乗っていたらグチャグチャになるのは必至でしょうね...。

大船長が傍らに来てしばし相談。

船長「底を取り直してみて。」

まる「ありゃ、10m以上出るよ。」

船長「こりゃ参った。仕掛けは真横、コマセ振って1秒位で食わなきゃダメだ。」

水深は95m、最初の着底が115m、二度目が132m、三度目が150m。これ以上は無理ですので巻き上げて回収、ほとんどコマセを振っていないのにビシは空になっています。

入れなおして今度は1m上げてコマセを振ると、何だか弱々しいアタリ。巻き上げは道糸とビシが潮に押されて竿が激しく曲がります。

でも上がって来たのは、

Photo_5

惚けた素っ頓狂な顔をしています。こんなのが3本バリにパーフェクト...。

Photo_4

普段は投げてもカモメも食べないんですが、台風のせいでお腹が空いているのか奪い合って食べていました。

船長も「今日は難しいねぇ~。」と困り顔です。

タナを取り直さないと直ぐに仕掛けは吹き上げられます。底ではアカタチが食ってしまいますので何か工夫が必要なんです。

そこで考えたのは底ダチを取って2m上げ、そのままコマセを振らずに待つ。10秒経ったら底を取り直して2m上げる。3回やったらコマセの入れ替えを行う作戦です。

これがドンピシャ!!最初か2回目で必ず本命のアジがアタる様になりました。コマセを振らないのに上げてみればビシは空っぽ、潮の加減で出てしまうんですね。

Photo_6

全部30cm以上の良いサイズ。次第に群れが集まって来たのかダブル、トリプルと絶好調になって来ました。

サイズが良いので最初に出るアタリは大きく激しいです。サバかと勘違いする位ですが、その後の巻きに入ると静かになり時折締め込む程度。しかし3匹掛かると潮の流れもあって相当なテンションです。そして水面でのタモ入れがまたスリリング、3匹同時に自分でタモ受けするのは結構大変です。

大船長が聞きに来て釣り方を説明すると、全員に教えに回り全員が絶好調に突入です。釣り方さえ判ってしまえば潮は効いてるし魚のヤル気は十分、空振り無しです。

バケツで血抜きしてクーラーに移すんですが忙しい事...。みるみるクーラーが一杯になってきます。

Photo_7

帰ってから大変な事になってしまうので、蓋が閉まる状態で一時ストップ。竿を置いて遅めの朝食・早めの昼食をゆっくりと取りました。

30分ほど休憩してから仕掛けをチェンジ。クッションを太くしてハリスを5号ハリをムツ針16号にサイズアップ。サバを短冊に切って1本バリで何か良い魚が!!とスケベ心満載のお遊びです。

結構大きなマダイや時期にはムツが出るんですよ。生きエサを泳がせれば大判のヒラメも居るポイントです。

サバ・サバ・アカタチ・サバ・アジ....

ハリスが太くても、身エサでも釣れる物は同じ。

突然、チョンチョンというアタリの後一気に持って行かれました。ドラグがズルズルズルと滑って竿を矯めるのが精一杯。

ふっとテンションが緩みました。仕掛けが切れたのかと巻き上げてみると...。

Photo_8

サメ君も台風のせいでお腹が空いていたんだね。確かに旨そうなマサバだったから...。

スケバ作戦は功を奏する事はありませんでしたが、ナイスサイズのアジは釣り放題。久しぶりのクーラー満タンでした。

これだけ速潮のアジ釣りは良い勉強になりましたよ。

【今日のお料理】
マアジ:刺身、タタキポン酢、アジフライ、さんが焼き、酢の物、ご近所にお裾分け
マサバ:味噌煮、ご近所にお裾分け

【今日のタックル・仕掛】
竿:ヤマカワムーチングビシ190
リール:シマノ電動丸1000Special
オモリ:130号プラビシ
仕掛:中型天びん・ハリス3号3本バリ全長2m ムツ針9号ケイムラビーズ、コンニャク針3号夜光玉グリーン
ハリス5号1本バリ全長3m ムツ針16号

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釣行記」カテゴリの記事

コメント

まるかつさんのアジ釣りは恒丸・瀬の海が定番なんですね。
しかし、100mの水深でアンカリングってのはびっくりです。
走水・観音崎でも潮が速いことが多いですが、こういう難しい条件に対応できるかどうかって、やはりキャリアがモノをいうところですね。
アジって、棚さえ合えば食ってくるんでしょうが、なかなか簡単にいかないことが多いんですよねぇ^^;;

投稿: すずきん | 2010年9月26日 (日) 22時49分

まるかつさん こんばんは。
私は、アジは殆どライトなので、とても勉強になります。
前回、早潮で泣いた身にとっては・・・
恒丸さん、一度行って見たいですねぇ~。
私はこの土日、大人しくしてましたよ(笑)

投稿: たー坊 | 2010年9月26日 (日) 23時05分

まるかつさん、こんばんは。瀬の海、名前はよく聞きますが、場所は知りませんでした。いいポイントらしいですね。名船長と、まるかつさんの経験が合致すれば、早潮も入れ食いですね。確かに、アジは無性に食べたくなります。

投稿: マイティー | 2010年9月26日 (日) 23時13分

まるかつさん、
おぉ、行かれてたんですか。
瀬の海のアジは大体5mくらいと記憶してますが、そこを2mですから相当かっ飛んだ潮だったんでしょうね。
写真のミチイトも変な方向行ってますもんね。
アジも気になりますが、マサバはどんな感じでした?

投稿: りんりんパパ | 2010年9月26日 (日) 23時42分

お疲れ様でした。
台風の後は潮がやたらと早いことが多いように思います。
まるかつさんのつり方はそのまま潮が早いときのマダイ釣りにも
応用できそうですね。
参考になりました。

投稿: マルソータ | 2010年9月27日 (月) 07時20分

おはようございます
すずきんさん同様 100mアンカー驚きです!
色々な状況に応じての対処方法
船長が聴きに来るくらいですから 流石ですね(^^)
釣れ過ぎないようストップする業
あたしにはできません^^;

投稿: マルッチPP | 2010年9月27日 (月) 09時10分

こんにちは(・∀・)ノ
それだけ潮が早いと、若船長の船のほうはオマツリ多発だったのでは?
釣り方のアドバイスももらえて、船を移った方々はラッキーでしたね~。
仕掛けにある「こんにゃく針」ってナニ?って思って検索をかけてみました。
針先の曲がりがすごいですね。
かかったら絶対にバレなさそうです。

投稿: れれこ | 2010年9月27日 (月) 11時04分

浅瀬の鯵が駄目で、庄三郎のライト五目で瀬の海まで鯵を狙いに
行った事があります。ビシはサニービシの30号。みなさん手巻きで
数が伸びませんでしたが、我が家は電動だったので手返し良く、大きな鯵が沢山釣れました
懐かしいなぁ。私は相模湾の鯵釣りが好きです。

しかし今回の様なかっ飛んだ潮だとムリムリ。
今回まるかつさんと同船になった人たちはラッキーでしたねぇ
ところでもう一艘の鯵船は釣りになったのかしら?

投稿: きよりん | 2010年9月27日 (月) 11時43分

前回ご一緒した勝浦でも早潮でしたね。
それらへの対処法は本当に勉強になります!

そろそろアラ、行きたいですね。

投稿: あさし | 2010年9月27日 (月) 12時22分

すずきんさん>
そう!ここのアジ釣りは私の定番・鉄板です。同じポイントでやるんですが季節や時間帯で大・中・小どのサイズが食うかやってみないとわからないんですよ。確かにアジはタナが大切ですね。食いが渋い時は50cm違っても食いませんからね。
今回のアジはやる気満々、でも潮が速くて仕掛けを落ち着かせる事が出来ず難しい釣りでした。(面白かったけど)

投稿: まるかつ | 2010年9月27日 (月) 12時30分

たー坊さん>
11月にカマスで乗る前に一度下見を兼ねてアジ釣りに行ってみては?
船も大きいし船長も親切(言う事を聞かない奴には怖いかも?)だからきっと気に入ると思いますよ。
唯一つ困るのは海水の循環装置が付いていない事。一日に何回もバケツで水を汲まなくてはなりません。昔は当たり前だったけど、今となっては重労働だよね...。

投稿: まるかつ | 2010年9月27日 (月) 12時36分

マイティーさん>
何故か年に1~2回無性にアジが食べたくなる時があるんですよ。そんなとき行けばほぼ確実に旨いアジを釣らせてくれる船宿は貴重です。
瀬の海は相模湾奥西側に広がる大きな根です。様々な魚が釣れる好ポイントで、南風以外は天気にも強いのが特徴ですね。
瀬の海でこれだけの速潮は初めての経験でした。

投稿: まるかつ | 2010年9月27日 (月) 12時40分

りんりんパパさん>
そう!瀬の海は4~5mのタナが多いのですが、時には10mも上ずる事もあるんですよ。今回は2m上げで当てましたが、実はあっという間に数m吹きあがっていると思うので、正確な当たりダナは判らないんですよ。エレベーターのように上がって行く途中で食わせる『吹上釣法』とでも言えば良いんですかね。
型が良かったので非常に面白かったです。マサバは大きくないんですが握れないほどヌルヌル、お味は秘密です!!

投稿: まるかつ | 2010年9月27日 (月) 12時44分

マルソータさん>
潮が速いとコマセは勝手に出て行ってしまいます。いくら振っても一瞬で流されて魚に対する効果はほぼ0でしょうね。振らずに勝手にコマセが出て帯ができる位でちょうど良いんでしょうね。
他の魚でも応用できるテクだと思いますよ。

投稿: まるかつ | 2010年9月27日 (月) 12時48分

マルッチPPさん>
ストップする業なんてもんじゃありませんよ。もうクーラーに入らなくなる、持って帰っても自分が苦しむだけ、もらってくれる所も限界がありますからね。(今回特にサイズが良かったし)
でも釣りはしたい...って事でお遊びタイムとなる訳です。あのまま釣り続けていたら70~80匹位行ったでしょうね。あぁ恐ろしい!!

投稿: まるかつ | 2010年9月27日 (月) 12時54分

れれこさん>
もう1隻の方はベテランさん揃いでしたからオマツリは多かったでしょうがバッチリ釣っていたと思いますよ。それを見越して2隻出ししてくれた好判断に感謝したいところです。
コンニャク針に気がついてくれましたか!隅々まで良く読んでくれているんですね、ありがとうございます。
名前の由来は知りませんが、昔はアジ、イサキと言えばコンニャク針でしたよ。ハリにビーズを通す事が出来る形状になっているんです。仕掛け作りが得意なれれこさんですから一度試してみてください。

投稿: まるかつ | 2010年9月27日 (月) 12時58分

きよりんさん>
昨日の速潮でもしも手巻きしたら、3往復でギブアップでしょうね。電動でもかなりスローで巻かないと潮の抵抗がキツかったですから。
魚たちはあんな速い潮の中、良く流されずにエサを食べられるものです?

投稿: まるかつ | 2010年9月27日 (月) 14時26分

あさしさん>
この間は胴突き底釣り、今回はコマセ釣りとやり方が違いますが共通点もありますね。
海の中をどれだけイメージできるかが重要なのではないでしょうか?
速い潮に負けないアジ、身が締まって旨いですよ!

投稿: まるかつ | 2010年9月27日 (月) 14時31分

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