【仕掛・道具】サバはずし棒

ヤリイカ釣りでサバに殺意を抱いた事ありませんか？

このところヤリイカネタが続きましたが、更にもうひとつ。

ヤリイカを釣っていて（特に朝）サバの猛攻に悩まされる事がありますよね。

底まで仕掛けが降りればヤリイカが乗るのに、中層でショッカー軍団に捕まってしまいアウト。

更に時間を掛けて作った（又は高いお金を出して買った）仕掛けがグチャグチャ．．．。

こんな目に合わされると食べては大好きなサバですが、殺意すら覚えます。

イカ角がサバに引っかかった程度なら直ぐに外せますが、がっつり飲み込まれるとコレが厄介なんです。

引っ張ってもカンナが刺さって抜けないし、押せばどんどん口の中奥へ入ってしまう。

こんな状態でも簡単に取り出すことができる秘密兵器があるんです。

相模湾でピンクのお姉さんとして有名なyaccoさんに教えてもらって作りました。
（もう１０年位前かな？）

考案者はたまざわさんという方だそうで、湘南の某船宿の常連さんだそうです。その方の名前をとって『たまちゃん』と呼ばれているらしいですよ。

一時期、雑誌などでも紹介されていましたから、見た事ある人も多いでしょう。

【材料】

・VP13塩ビ管　３０ｃｍ
・φ9　30mmツバ管
・塩ビ接着剤

【道具】
金鋸、紙ヤスリ、カッター

【作り方】

・塩ビ管の切り口を紙ヤスリできれいに磨き、ツバ管を接着剤で接着します。

左側の部品がツバ管です

・乾いたら、金鋸で縦に切り込みを入れます。更にカッターと紙やすりで、切り込みの幅を拡げ、先端部をV字型に削ります。

・仕上げに紙ヤスリで、切った部分や削った部分をこすって滑らかにします。 

・持ち手にＬ字型のパーツを接着して出来上り。

【使い方】

・ハリスを切り込みに通しながら飲み込まれた角の後ろ（ハリスが結ばれた所）からサバはずし棒の中に入れます。

見やすいようにハリスを太い黄色い糸にしています

・ハリスはスリットを通ります。

・カンナがサバはずし棒の先端に当たるまで押し込んでから、引き抜きます。

※浮きスッテや大きいサイズのイカ角には使えません。

サバはずし棒の出番のないイカ釣りの方が良いですが．．．

材料費は数百円、便利ですよ！！

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