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2013年8月10日 (土)

【仕掛・道具】手作りフグカットウ仕掛け2

第二回目はカットウハリスの作り方です。

Photo_10

第一回のカットウオモリに続いて、カットウハリスの作り方を説明します。

カットウハリスは長短2種類作って組み合わせて使います。

長ハリス(22cm)、短ハリス(12cm)

※この長さも各自のしゃくりのリズムや癖で最適な長さが違うものです。色々と試して自分に合う長さを見つけると良いと思います。

砂地(平場)の場合は長短両方を付けて段差2本バリで使います。また根回りなどでは短ハリスのみ使ったり臨機応変な対応をします。

また何匹もフグを掛けたり、根掛かりしたりすると針先が甘くなりますので交換ができるようにしています。(もちろん針先を研いでもOKです)

そのためにスナップで接続できるようにしてあるんです。

(材料)
・カラミ止めパイプ(内径0.8mm) 10,5cm(短ハリス) 20.5cm(長ハリス)
・スナップオンリー(3号) 1個
・ダブルスリーブ(SS) 1個

フリーノットでカットウ針を結びます。まず、ハリスに輪を作ります。

Photo_11

②端糸をカットウ針のアイに通し、①で作った輪に通して締めます。

Photo_12

③端糸を本線に結び(二重がおすすめ)、軽く締めて本線を引くと二つの結び目が繋がります。

Photo_13

④ここでしっかり締めこんで、5mm位残して切ります。

Photo_14

⑤端糸の残りをライターで炙り焼玉にします。これでフリーノットの完成です。

Photo_15

※フリーノットの動画を見たいときはこちらのサイトを参照ください。
  →http://www.gamakatsu.co.jp/g_channel/knot/line_sarukan/freeknot.html

⑥ハリスを適当な長さに切ってパイプを通します。

Photo_16

⑦ダブルスリーブ、スナップオンリー、ダブルスリーブと通して締めながら戻します。この時スナップの所は締めすぎず、若干の遊びが出るようにしておきます。

Photo_17

⑧スリーブ用圧着ペンチを使って、ダブルスリーブを圧着します。

Photo_18

⑨端糸を7mm位にカットし、ライターで炙って焼玉にします。

Photo_19

⑩出来上がったカットウハリスは第一回で製作したカットウオモリにこのように接続します。

Photo_20

この写真ではカットウハリス1本ですが、長短2本付けると段差2本バリになります。

Photo_21

圧着ペンチが設備投資になりますし、各パーツはバラ売りされていませんので、ある程度数を作らないと却って割高になってしまいます。

フグ釣りの面白さに嵌って、フグの美味しさに魅せられてしまった場合はこんな手作りフグカットウ仕掛けを作っても十分に元が取れるんじゃないでしょうか?

自分は年間何回フグ釣りに行きそうか?

良く考えて挑戦してみてください!!

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コメント

まるかつさん

教科書ですね。
物を揃えて作ってみます!良い具合の錘が見つかればいいんですけど。。

次回は自分で作成したカットウ仕掛けで挑みたいですね~

この間釣った魚は完売しました(^^)

投稿: 今やん | 2013年8月11日 (日) 17時05分

今やん>
自分で作った仕掛け・道具で釣れると、一段と嬉しさが込み上げますよ。
雨や風の日は仕掛け作りに精を出す、これが正統派釣り師の休日の過ごし方です。
教科書通り、上手に作れるかな?

投稿: まるかつ | 2013年8月12日 (月) 21時27分

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