【旨魚料理】伊勢海老と帆立のアメリケーヌソースパスタ
お土産でいただいた伊勢海老は豪華なパスタに仕立てました。
「簡単で美味しい」がモットーのまるかつにしては、相当手間をかけた料理です。
【材料】
・伊勢海老 中2匹
・ベビーホタテ(ボイル) 12粒
・ズッキーニ 1本
・ブラウンマッシュルーム 10個
・鷹の爪 適量
・タマネギ 1/2個
・人参 1/2本
・大蒜 2欠け
・イタリアンパセリ 適量
・オリーブオイル 大さじ3
・白ワイン 50cc
・生クリーム 50cc
・塩 適量
・荒挽きコショウ 適量
まずは下拵え。
伊勢海老は頭と胴体を切り離し、胴体は半割して身を取り出します。身は最後に使うので冷蔵庫へ。
頭と殻は割って炒められる大きさにします。
タマネギと人参はみじん切り(あまり細かくなくて良い)にします。大蒜は皮を剥いて半分にし潰します。
ズッキーニは5mm位の輪切りに、ブラウンマッシュルームは厚めのスライス(縦に4分割)にします。
仕上げ用のイタリアンパセリは荒いみじん切りに。
フライパンにオリーブオイル(大さじ2)を入れて大蒜を炒め香りを付けます。そこに伊勢海老を入れ炒めます。
伊勢海老は最初に内側(身側)炒めるようにし、続いてタマネギと人参を入れます。
へらでかき混ぜながら、伊勢海老の殻を押し潰すように砕きます、中に詰まっている海老味噌を炒めながら出すイメージで根気良くやりましょう。
伊勢海老が赤くなり、タマネギと人参にも十分に火が通ったら白ワインとトマトピューレを加えます。
今回これを使いましたが、トマトジュースやトマト缶でも良いと思います。
弱火で10分ほど煮込みながら、エビの殻と野菜をへらで潰すようにしてエキスを十分に抽出します。
最後にソースを濾しますが、シノア(専用の濾器)はありませんのでステンレス製の丈夫なザルと小鍋を使います。
小鍋でザルを受け、炒めた伊勢海老を入れます。へらと麺棒を使って上から斜めから押し潰して旨みエキスを残す事無く絞り出します。
取り出したソースがコレ!!
ここまでで下準備は完了。使った調理器具やまな板などを洗い、自分もお風呂に入ります。(ここ大事)
ここから仕上げ、いよいよパスタを作ります。
大鍋にたっぷりお湯を沸かし塩を入れてパスタを茹でます。
今日のパスタは、DECECCO Linguine Piccole #8、茹で時間は6~8分です。
ソースと合わせる時間などを考慮して6分半としました。
同時にシナ鍋でズッキーニとマッシュルームをオリーブオイルで炒めます。好みで鷹の爪もこのタイミングで加えます。
ソースに大蒜を使っているので、ここでは入れませんでした。
うちは3人分以上作る時はシナ鍋、2人分の時はフライパンと使い分けています。シナ鍋のカーブが具とパスタ、ソースを混ぜ合わせるのにとても作業しやすいんですよね。
小鍋のソースも弱火で加熱、生クリームを加えながら混ぜ合わせ冷蔵庫に取ってあった伊勢海老の身も入れて加熱します。ベビーホタテは最後に入れて最低限の火の通し方にします。
ここで味付け、塩と荒挽きコショウを入れて味を整えます。これほど味見が楽しみな瞬間はないですね。
パスタの茹で時間の残り時間を気にしながらタイミング良く仕上げていきましょう。
茹であがったパスタはトングでシナ鍋へ、その上にソースを掛けます。
最後にさっくり混ぜ合わせて完成、仕上げにイタリアンパセリをトッピングします。
普段は簡単で美味しいが良いですが、たまには手の込んだ料理も作る満足と食べる満足を両立させてくれます。
奥方様の評価もかなり高かったですよ!!
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コメント
まるかつさん これは美味しそうですね~(これも)
伊勢海老の香りと他の素材がなじんでそうです。
しかも、パスタ!(^^)! パスタ大盛りってなって
しまいそうでした。!(^^)!
投稿: 汐留の漁労長 | 2013年8月25日 (日) 19時16分
汐留の漁労長さん>
伊勢海老2匹を余すことなく使ったメニューです。
前回は味噌汁でエキスを堪能しましたが、今回はソースを作って味わいました。
手間は掛かりましたが、濃厚な味わいは伊勢海老ならではですね。
パスタはもちろん大盛りですよ!!
投稿: まるかつ | 2013年8月26日 (月) 18時17分