【旨魚料理】アカボラの湯引きおろしポン酢
アマダイ釣りの定番外道のヒメコダイ、通称アカボラと呼ばれます。
昔はたくさん釣れたのですが、最近では数が少なくなってきているみたいです。なかなか数をまとめる事ができません。
また相模湾には多いのですが、東京湾ではあまり見る事ができないみたいです。」
ハタ科の魚で味は保証付きなんですよ!
カルパッチョや天ぷらを紹介してきましたが、今回はシンプルに湯引きをおろしポン酢で食べる事にしました。
小魚ですので捌くのは大変だと思いますが、鱗を取り頭を落として三枚に下ろします。
腹骨を取り、血合い骨は大丈夫だと思いますが、気になる様なら太い骨だけだけ抜いておきます。
まず氷水を作り(これが大事)、
小鍋にだし昆布を入れてお湯を沸かし、沸騰したらアカボラを入れて湯引きします。
※長い時間火を入れないように、半生位が甘くて美味しいですよ。
直ぐにザルに取り、氷水に入れて身を締めます。
粗熱が取れたら取り出して、キッチンペーパーで水気を取り除いておきます。
食べる直前まで冷蔵庫で冷やしておきましょう。
アマダイ釣りでもアカボラをポンポン捨てている人を良く見かけますが、
「魚の事を知らないんだね、可哀想に。」
と思ってしまいます。海底には戻れないのでカモメに食われてしまうのですが。
本題に戻って...
あとはおろしポン酢、大根をおろし汁を7割ほど捨ててポン酢7麺つゆ3の割合で加えます。
おろし汁を少し残すのがポイント1で、独特の苦みが美味しさを引き立たせます。
麺つゆを加えるのがポイント2で、ツンツンした感じがなくなりマイルドになります。
小鉢に入れたら小葱の小口切りをあしらいます。
他の準備が整ったら器に大葉を敷いてアカボラの湯引きを盛り付けます。
外道の小魚だと馬鹿にしていた人は、穴があったら入りたくなる事請け合いです。
是非大切に持ち帰ってお試しを!!
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コメント
アカボラがプカプカ浮いて流れてくると
タモですくっちゃう我が家です(笑)
佐島では100グラム単価で売っているのを見かけますが
かなりお高いお魚ですよ。小さいので1尾的には価格は
そんなにならないけど、100グラム単価はアマダイにも負けてません
あーっ、アマダイもアカボラもキダイも
釣りたい・食べたい~
投稿: きよりん | 2014年9月30日 (火) 15時05分
きよりんさん>
さすがに人の捨てたアカボラを掬ったりはしませんが、もったいないなぁと思います。海底に戻っていくことができませんからね。
アカボラは魚自体に旨みがあるので、こんなシンプルな食べ方が良いですね。
アマダイの新しいメニューも今日から出てきます。
今回はサイズが小さかったので、手を加えて美味しく食べましたよ!
投稿: まるかつ | 2014年10月 1日 (水) 08時13分